小学校算数の文章題(1)
計算はできるけど、文章題が苦手――小学生の親のうち少なからぬ方が、我が子についてこう感じているのではないでしょうか。実際、塾でも文章題になると「分からない」と訴える子が多いのですが、まずこれは2つのタイプに分けられます。
第1に、本人に丁寧に音読させたり、こちらがゆっくりとメリハリを付けて読めば、「分かった」と言って解き始めるタイプ。
面倒くさいからきちんと問題文を読もうとせず、教えてもらってすまそうというだけかもしれませんし、音読したり聞くことで脳の働きが活発になり、今まで分からなかったところに光明がさしたのかもしれません。いずれにせよ次のようにすれば、さほど時間がかからずに自分で立式できるでしょう。
・まず声に出してゆっくり読ませる。
・それでもよく分からなければ、ノートに問題を書き写させる。
・なお分からない場合、問題に書かれていることをひとつひとつ確認する。
例:「子供は全部で何人ですか?」「ひとり何円持ってくるのですか?」等
第2に、本当にどういう式を立てればよいか分からないタイプ。
この場合、原因として次のようなことが考えられます。
(ア)読解力不足で、問題の意味が読み取れない。
(イ)加減乗除が何を求めるものかを理解していない。
(ウ)「面積」「割合」など、問題に関係する単元が分からないままになっている。
(エ)問題が、多くの子にとって不適切。
(オ)その他の原因。
(ア)読解力不足で、問題の意味が読み取れない。
この場合は国語の力を本読みなどでつけなければなりませんが、算数の文章題で要求される読解力は、そんなに多彩なものではありません。また、国語とちがって算数の文は、式を立てるために用意され、操作の対象となる文ですので、ある程度読書力があれば算数の文も上手く扱えるとは限りません。やはり算数の文章は、算数の中で読み取る力をつける必要があります。
問題が読み取れているか確認するために、上でのべたように、何がどうしたのか、ひとつひとつ質問してください。
それとあわせて、実物や絵、図を見せながら、できるだけ実際に演じて(演じさせて)、言わんとするところを、本人に把握させるようにしてみましょう。
何がどうしたのかがひととおり分かったのに、なお立式できない場合は、原因は(イ)〜(オ)にあります。
(続く)
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第1に、本人に丁寧に音読させたり、こちらがゆっくりとメリハリを付けて読めば、「分かった」と言って解き始めるタイプ。
面倒くさいからきちんと問題文を読もうとせず、教えてもらってすまそうというだけかもしれませんし、音読したり聞くことで脳の働きが活発になり、今まで分からなかったところに光明がさしたのかもしれません。いずれにせよ次のようにすれば、さほど時間がかからずに自分で立式できるでしょう。
・まず声に出してゆっくり読ませる。
・それでもよく分からなければ、ノートに問題を書き写させる。
・なお分からない場合、問題に書かれていることをひとつひとつ確認する。
例:「子供は全部で何人ですか?」「ひとり何円持ってくるのですか?」等
第2に、本当にどういう式を立てればよいか分からないタイプ。
この場合、原因として次のようなことが考えられます。
(ア)読解力不足で、問題の意味が読み取れない。
(イ)加減乗除が何を求めるものかを理解していない。
(ウ)「面積」「割合」など、問題に関係する単元が分からないままになっている。
(エ)問題が、多くの子にとって不適切。
(オ)その他の原因。
(ア)読解力不足で、問題の意味が読み取れない。
この場合は国語の力を本読みなどでつけなければなりませんが、算数の文章題で要求される読解力は、そんなに多彩なものではありません。また、国語とちがって算数の文は、式を立てるために用意され、操作の対象となる文ですので、ある程度読書力があれば算数の文も上手く扱えるとは限りません。やはり算数の文章は、算数の中で読み取る力をつける必要があります。
問題が読み取れているか確認するために、上でのべたように、何がどうしたのか、ひとつひとつ質問してください。
それとあわせて、実物や絵、図を見せながら、できるだけ実際に演じて(演じさせて)、言わんとするところを、本人に把握させるようにしてみましょう。
何がどうしたのかがひととおり分かったのに、なお立式できない場合は、原因は(イ)〜(オ)にあります。
(続く)

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