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2018-07

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記憶の子供――学問が好き(1)

どうも私の塾は、平均からずれた子が長く通ってくれる傾向にあるのですが、その中で最も個性的だった子のひとりが、中1の途中で入塾した泉幸高君(仮名)でした。

当時、中学生の授業は午後7時半から行っていたのですが、8時半か9時にやっと現れます。そして皆が帰ってからが彼の本当の時間で、素粒子論や宇宙論、古代から中世にかけての日本の歴史、少女漫画、政治、文学その他、様々なことを、夜の12時過ぎまで私に話していました。
特に20世紀の物理学と飛鳥時代から平安前期の歴史に関しては造詣(ぞうけい)が深く、中学校の先生では、話についていけないくらいのレベルに達していました。
単なる物知り自慢というのでなく、それぞれのテーマについて、彼独自の見方や意見を持ち、しかもそれを人に飽きさせずに聞かせる能力まで持っていたのです。

中2あたりから貴族の冠・烏帽子をテーマに決めて、かなり専門的に調べていました。
まだインターネットという言葉すら知られていなかったころのことですから、冠・烏帽子について詳しく書かれている資料を探すのはかなり大変だったようです。それでもついに、1年近くかけてN市の図書館で見つけ出しました。
ずいぶん手間をかけたことで、自分に合った勉強法や調査の仕方、歴史についての教養がより深まったようです。

そんな彼ですが、意外に学校の成績はふるいませんでした。
テストは申し分ないのですが、自分にとってやる意味の無い宿題は、まずや手をつけません。
加えて、教師の理解できないほどの知力を、生徒が持っていることに反感を抱いていた教師もいたようです。彼はそのころ、いつも笑顔でいるような素直な少年で、反抗的な態度など見せるはずもなかったのですが。
結局、彼は私立A高校の理数科(特別進学科)に進学しました。

そのころの、友人との会話。
「お前は何でそんなに勉強が好きなんだ?」
「いや、僕だって勉強は嫌いだよ。僕が好きなのは学問だ」
「その2つは違うのか?」
「違う」

もうひとつ。ある女子から、高校の化学が難しくて困っていると言われたとき、
「そういう時は、もっとレベルの高いことを勉強すればいいんだよ。難しくて当たり前だから、分からなくても気にならないし、ある程度でも分かれば、それより下のことなんて、簡単に思えてくる」

日本の歴史で、長岡京からすぐ平安京に移った理由を皆の前で質問したとき、15分以上しゃべり続けたこともありました。
(続く)
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