作文の基本的な注意(3)
【 略語を避ける 】
「部活」「バイト」のような普段使い慣れている略語も、正式な作文では一般に誤記扱いとなります。それぞれ「部活動」「アルバイト」と書いてください。
(例)→(修正)
ケータイ→携帯電話
コンビニ→コンビニエンスストア
メール→電子メール
(メールは単に「郵便」という意味です。)
アポ→アポイントメント、会う約束
ただし「ソ連」のように、正規の表記として認められてきた略記は、この限りではありません。また誰に向けて書く作文かによっても、正誤の判断が違ってきます。しかし万が一を考え、できるだけ正式な表記で書くようにしてください。
【 「…と思う」を避ける 】
文末の多くを「…と思う」で結ぶ人がいますが、いかにも自信無そうであると同時に、「思うのは私の勝手」という傲慢さもうかがえます。
「思う」から文を書いているのです。いちいち書く必要はありません。「…と思う」を削って、きちんと断定してください。「・・・と考える」と書きかえても大差はありません。
「…と思う」と書くのは、「他の人と考えが異なるかもしれないが、それでも私はこう考える」という場合になるべく限定してください。
【 文体を統一する 】
原則として全体をひとつの文体で書いてください。敬体(「・・・です」など)と常体(「・・・だ」「・・・である」など)を混ぜて書くと、文を書く基本を知らないと判断されます。文学的作文でわざと混在させる手法もありますが、自信がなければ避けるのが賢明です。
受験作文は常体を原則とします。宿題作文でも常体を使った方が良いでしょう。「・・・です」「・・・ます」だと文末が同じになりやすく、余計に苦労するからです。
【 敬語の扱いに注意する 】
敬語をどうするかは、作文の種類によって異なります。
小論文では、原則として敬語を使いません。尊敬語、謙譲語はもちろん、丁寧語(「です」「ます」等)も避けます。客観的かつ論理的に論じるのが目的であり、感情論は禁物だからです。敬意も感情の一種であり、ある対象を特別扱いした表現をすると、客観的に見る能力を疑われます。医療看護系の学校を受験する社会人は、つい「患者さん」「お客様」と書かないように注意してください。
個人的体験や感想が中心の作文では、恩師などに対して尊敬語を使ったほうがよいでしょう。ただしそれもあっさりとした敬意にとどめ、謙譲語は控え目にします。受験の際の志望動機書も同様で、受験先は「貴校」「貴社」「御社」などとします。文体は敬体(「です」「ます」)、常体(「だ」「である」)のうち、書きやすいほうでかまいません。
手紙形式では、すべての敬語をきちんと使います。敬語力を見るのも目的のひとつと思われるからです。
避けられるのであれば、敬語表現はできるだけ避けたほうが賢明です。敬語は時代により正誤の基準の変化が著しく、きちんと勉強しないとなかなか正しく使えません。1ヵ所で敬語を使うと、表記の統一の原則により、すべてを同様の敬語表現で統一しなければなりません。それに気をとられていては、肝心の内容がおろそかになってしまいかねません。
【 修正の痕(あと)を残さない 】
原則として、提出する作文では、削除・訂正の二重線やらん外の追加書きなどはしないようにしてください。消すのなら、消しゴムなどできれいに消してください。修正の痕が多いと、受験や入社試験なら印象という点で不利は否めません。
ただ、残り5分という時に何行も消して直すべきではありませんので、その場合はきちんと訂正し、横に修正した漢字や語句を書いてておきます。文章は大きく直せませんので、書き出す前にある程度構想を練っておいてください。普段の練習も大切です。
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メール→電子メール
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ただし「ソ連」のように、正規の表記として認められてきた略記は、この限りではありません。また誰に向けて書く作文かによっても、正誤の判断が違ってきます。しかし万が一を考え、できるだけ正式な表記で書くようにしてください。
【 「…と思う」を避ける 】
文末の多くを「…と思う」で結ぶ人がいますが、いかにも自信無そうであると同時に、「思うのは私の勝手」という傲慢さもうかがえます。
「思う」から文を書いているのです。いちいち書く必要はありません。「…と思う」を削って、きちんと断定してください。「・・・と考える」と書きかえても大差はありません。
「…と思う」と書くのは、「他の人と考えが異なるかもしれないが、それでも私はこう考える」という場合になるべく限定してください。
【 文体を統一する 】
原則として全体をひとつの文体で書いてください。敬体(「・・・です」など)と常体(「・・・だ」「・・・である」など)を混ぜて書くと、文を書く基本を知らないと判断されます。文学的作文でわざと混在させる手法もありますが、自信がなければ避けるのが賢明です。
受験作文は常体を原則とします。宿題作文でも常体を使った方が良いでしょう。「・・・です」「・・・ます」だと文末が同じになりやすく、余計に苦労するからです。
【 敬語の扱いに注意する 】
敬語をどうするかは、作文の種類によって異なります。
小論文では、原則として敬語を使いません。尊敬語、謙譲語はもちろん、丁寧語(「です」「ます」等)も避けます。客観的かつ論理的に論じるのが目的であり、感情論は禁物だからです。敬意も感情の一種であり、ある対象を特別扱いした表現をすると、客観的に見る能力を疑われます。医療看護系の学校を受験する社会人は、つい「患者さん」「お客様」と書かないように注意してください。
個人的体験や感想が中心の作文では、恩師などに対して尊敬語を使ったほうがよいでしょう。ただしそれもあっさりとした敬意にとどめ、謙譲語は控え目にします。受験の際の志望動機書も同様で、受験先は「貴校」「貴社」「御社」などとします。文体は敬体(「です」「ます」)、常体(「だ」「である」)のうち、書きやすいほうでかまいません。
手紙形式では、すべての敬語をきちんと使います。敬語力を見るのも目的のひとつと思われるからです。
避けられるのであれば、敬語表現はできるだけ避けたほうが賢明です。敬語は時代により正誤の基準の変化が著しく、きちんと勉強しないとなかなか正しく使えません。1ヵ所で敬語を使うと、表記の統一の原則により、すべてを同様の敬語表現で統一しなければなりません。それに気をとられていては、肝心の内容がおろそかになってしまいかねません。
【 修正の痕(あと)を残さない 】
原則として、提出する作文では、削除・訂正の二重線やらん外の追加書きなどはしないようにしてください。消すのなら、消しゴムなどできれいに消してください。修正の痕が多いと、受験や入社試験なら印象という点で不利は否めません。
ただ、残り5分という時に何行も消して直すべきではありませんので、その場合はきちんと訂正し、横に修正した漢字や語句を書いてておきます。文章は大きく直せませんので、書き出す前にある程度構想を練っておいてください。普段の練習も大切です。


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