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2018-07

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読書で学力の基盤を

某塾の一教室を担当していたとき、ある中学生男子から、
「説明はいらないから、テストに出るところだけ教えてくれ」
と言われたことがあります。
勉強は嫌いだが、テストで悪い点も取たくない、なぜかなんて考えていると勉強時間が余計増えるから、テストに出るところだけ覚えたい。
もちろん、現実はそう都合良くはいきません。

学力を氷山にたとえると、水面の上がテスト等で問われる部分であるのに対し、水面下の大きな部分は、テストに出ることはないけれど、水面から上の部分を支える見えない力、学力の土台ということが出来ます。

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この「学力の土台」が無いまま、テストに出るところだけ覚えようとする者は大勢いましたが、なかなか身に付かずにかえって手間がかかるだけで、成功した例はほとんどありません。

また、学力の基礎の大きな部分を、語彙(ごい)力ではないか、と思うこともしばしばあります。知っている言葉が少ないと、どうしても発想が単純になりがちで、腰をすえて様々な角度から考えることができません。「考える」作業は、高度であればあるほど、言葉の担う比重がたいへん大きくなります。

学力の見えない土台、豊富な語彙(ごい)、これらをもたらすのが読書です。
成績上位者がすべて読書の習慣があるとは限りませんが、深く考える力があり教養のある者は、例外無く多くの本を読んでいました。

では、どうすれば読書の習慣がつくのでしょうか。

子供が小学校低学年であれば、親の読み聞かせから始めるとよいでしょう。
全てを読むほかに、途中まで読んで、興味を引いたところで子供に読ませる同じ時間に同じ場所で親子がそれぞれ読書する、というやり方もあります。無理強いは逆効果ですから、様子を見て柔軟に決めてください。

小学校高学年以上なら、本人の関心のあることから入るとよいでしょう。
読書力はまず多読によって育ちます。
この年齢ならこのくらいをとか、勉強の役にたちそうなのをとかは、とりあえず必要ありません。第一、真の名作に対象年齢など存在しません。

どちらにせよ、読書して当たり前という雰囲気が家庭にあることが重要です。
ハウ・ツー本か週刊誌くらいしか無く、親はヒマがあるとテレビを見ている、これで子供にだけ読書の習慣を付けろといっても、無理な話です。

そして読書になじんだら、少しずつ読む本をレベルアップ、もしくは他の分野まで広げるとよいでしょう。自分の力では少し手ごわいくらいのレベルに取り組んだとき、最も力がつきますし、達成感も味わえます。

以下、個人的な蛇足です。

もし小説であれば、新刊もよいですが、出来ればいつか、古典的な名作(『ジヤン・クリストフ』等)も読んでみてください。抵抗無く読み進められるようなサービス精神はありませんが、時の重みに耐えてきたのは、ちゃんと理由があるからです。
退屈なら本を閉じてしまえばよいですが、でも棄てないでください。
今は、まだそれを読むにふさわしい時ではないだけかもしれないのですから。

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