漢字のおぼえ方(1)
私が子供のころ、新しい漢字を習うたびに、とにかく何十回も紙に書いて憶えていました。現在でも学校から「漢字を○回ずつ書け」という宿題がよく出されますから、今でも多くの子が「ど根性数十回書き取り」で憶えているのでしょう。
暗記するためには、ある程度くり返し練習しなければなりません。それは確かですが、ただ何十回も書くだけでは、効率の良いやり方とは言えません。
漢字の部首や部品の名前を憶える
複雑な形の漢字をひたすら何回も書いて憶える方法の欠点は、少し時間がたつと細かい部分があいまいになりやすいことです。漢字全体の形を何となく記憶するためでしょう。
漢字の多くは、別の漢字や名前のある部品で構成されています。例えば「鎧」なら「金++山+豆」、「推」なら「てへん+ふるとり」といった具合です。
一般に、構成する各部分の名称を知らないまま全体の形を憶えても、思い出す際に細部があいまいになりがちです。人の顔なら識別できれば問題ありませんが、漢字では点ひとつ違っても×になります。>よく使われる部首や漢字の部品の名称を知っておくと、漢字を正確に思い出す助けになります。
また、部首のほとんどは意味を持っています。それらもあわせて憶えておくと、漢字の意味を推測できますし、漢字を記憶するのにも役立ちます。意味が理解できると、ただ丸暗記するよりもずっと記憶しやすいからです。
ただし部首について正確さにこだわり過ぎるのは、漢字のウンチクが大好きというのでない限り感心できません。例えば「教」の部首は「のぶん」「ぼくにょう」などいくつもの呼び名がありますし、「巨」の部首は漢和辞典によって違います。部首についてのこのような「あいまいさ」については、以下のサイトに詳しく例が載っています。
● 部首・画数に関するQ&A
画数や「とめる」「はらう」も同様で、後者など字体によって違います。いいかげんな書き方を容認しないために教育の場ではある程度規準が必要なのは分かりますが、度を越えて「正確さ」を求めるのは、個人の趣味の押し付けでしかありません。この点で特に小学校は意味の無い細部にこだわり過ぎる傾向があり、漢字嫌いをよけいに増やしているのは残念です。
話がそれましたが、部首や漢字の部品の名称について、あまり正確さにこだわるのは、少なくとも実用的には無意味です。しばしば使われるものについて、最大公約数的な名称と意味を憶えておけば十分です。
なお小学生の漢字について、太郎次郎社から以下のような教材が出ています。
• 『漢字がたのしくなる本・テキスト1』(宮下久夫 著/税込1,050円)
(以下6まで。部首は主に3巻で扱っています。)
• 『漢字がたのしくなる本・ワーク1』(宮下久夫 著/税込1,213円)
(以下6まで。部首は主に3巻で扱っています。)
• 『101漢字カルタ』(宮下久夫 著/税込2,987円)
• 『98部首カルタ』(宮下久夫 著/税込2,987円)
• 『108形声文字カルタ』(宮下久夫 著/税込2,987円)
• 『幼稚園かんじカルタ』(宮下久夫、伊東信夫、桂川 潤著/税込2,100円)
• 『十の画べえ―漢字組みたてパズルセット』(宮下久夫 著/税込2,987円)
• 『シート式あわせ漢字ビンゴゲーム』(伊東信夫 著/税込1,611円)
• 『部首トランプ』(宮下久夫 著/税込1,890円)
学び方、教え方に関する本としては以下のものがあります。
• 『漢字はみんな、カルタで学べる―親と子の漢字学習地図(マップ)』(伊東信夫、宮下久夫 著/税込2,100円)
(漢字カルタ三点セットを中心にして、子供達がどのように漢字を学んだらよいかを紹介。)
• 『分ければ見つかる知ってる漢字―白川静先生に学んで漢字の学習システムをつくる』(宮下久夫 著/税込2,205円)
(著者が新しい文字学のあり方を考えて整理した学習システムの企画書)
例えば部首を中心に学ぶなら、『98部首カルタ』
、『部首トランプ』
、『漢字がたのしくなる本・テキスト3』
、『漢字がたのしくなる本・ワーク3』
を組み合わせて使うとよいでしょう。
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暗記するためには、ある程度くり返し練習しなければなりません。それは確かですが、ただ何十回も書くだけでは、効率の良いやり方とは言えません。
漢字の部首や部品の名前を憶える
複雑な形の漢字をひたすら何回も書いて憶える方法の欠点は、少し時間がたつと細かい部分があいまいになりやすいことです。漢字全体の形を何となく記憶するためでしょう。
漢字の多くは、別の漢字や名前のある部品で構成されています。例えば「鎧」なら「金++山+豆」、「推」なら「てへん+ふるとり」といった具合です。
一般に、構成する各部分の名称を知らないまま全体の形を憶えても、思い出す際に細部があいまいになりがちです。人の顔なら識別できれば問題ありませんが、漢字では点ひとつ違っても×になります。>よく使われる部首や漢字の部品の名称を知っておくと、漢字を正確に思い出す助けになります。
また、部首のほとんどは意味を持っています。それらもあわせて憶えておくと、漢字の意味を推測できますし、漢字を記憶するのにも役立ちます。意味が理解できると、ただ丸暗記するよりもずっと記憶しやすいからです。
ただし部首について正確さにこだわり過ぎるのは、漢字のウンチクが大好きというのでない限り感心できません。例えば「教」の部首は「のぶん」「ぼくにょう」などいくつもの呼び名がありますし、「巨」の部首は漢和辞典によって違います。部首についてのこのような「あいまいさ」については、以下のサイトに詳しく例が載っています。
● 部首・画数に関するQ&A
画数や「とめる」「はらう」も同様で、後者など字体によって違います。いいかげんな書き方を容認しないために教育の場ではある程度規準が必要なのは分かりますが、度を越えて「正確さ」を求めるのは、個人の趣味の押し付けでしかありません。この点で特に小学校は意味の無い細部にこだわり過ぎる傾向があり、漢字嫌いをよけいに増やしているのは残念です。
話がそれましたが、部首や漢字の部品の名称について、あまり正確さにこだわるのは、少なくとも実用的には無意味です。しばしば使われるものについて、最大公約数的な名称と意味を憶えておけば十分です。
なお小学生の漢字について、太郎次郎社から以下のような教材が出ています。
• 『漢字がたのしくなる本・テキスト1』(宮下久夫 著/税込1,050円)
(以下6まで。部首は主に3巻で扱っています。)
• 『漢字がたのしくなる本・ワーク1』(宮下久夫 著/税込1,213円)
(以下6まで。部首は主に3巻で扱っています。)
• 『101漢字カルタ』(宮下久夫 著/税込2,987円)
• 『98部首カルタ』(宮下久夫 著/税込2,987円)
• 『108形声文字カルタ』(宮下久夫 著/税込2,987円)
• 『幼稚園かんじカルタ』(宮下久夫、伊東信夫、桂川 潤著/税込2,100円)
• 『十の画べえ―漢字組みたてパズルセット』(宮下久夫 著/税込2,987円)
• 『シート式あわせ漢字ビンゴゲーム』(伊東信夫 著/税込1,611円)
• 『部首トランプ』(宮下久夫 著/税込1,890円)
学び方、教え方に関する本としては以下のものがあります。
• 『漢字はみんな、カルタで学べる―親と子の漢字学習地図(マップ)』(伊東信夫、宮下久夫 著/税込2,100円)
(漢字カルタ三点セットを中心にして、子供達がどのように漢字を学んだらよいかを紹介。)
• 『分ければ見つかる知ってる漢字―白川静先生に学んで漢字の学習システムをつくる』(宮下久夫 著/税込2,205円)
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例えば部首を中心に学ぶなら、『98部首カルタ』

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