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「志望理由」の書き方(3)
前回までの準備をふまえ、いよいよ書き方について考えます。
構成は次のようにします。
1.その分野(業種・職種)をなぜ選んだのか。
a.その分野に関する社会認識
b.その分野を志すに至った具体的なきっかけ
2.その学校(会社)をなぜ選んだのか。
3.その学校(会社)で何をしたいのか。
もちろんこれはひとつの例で、要素を変更したり順序を変えるなど様々なパターンが考えられます。たとえば3を最初に持ってきて、3→1→2と進める書き方でも良いでしょう。
1〜3について、もう少しくわしく説明します。
今回は大学入試を想定していますので、就職など目的に応じて読みかえてください。
1では、なぜその学部・学科を選んだのか、動機や理由を説明します。
「αという分野を選んだ。その背景理由はβである」もしくは「βという背景理由からαという分野を選んだ」という書き方になります。
背景理由としては上記a.b.の2つのパターンがあります。
aなら、志望する分野にかかわる現代社会の問題を挙げ、自分がいかに関心を持っているかを説明します。たとえば「現代社会の問題の多くに、心の問題がひそんでいる。その理解と貢献のために心理学を志した」という具合です。もちろんこの程度のあいまいな書き方では駄目で、実際は「現代社会の心の問題」について、過去の事例にもあたり、関連する書籍を読んだりして自信を持って具体的に書けるよう勉強しておかねばなりません。
bなら、過去の体験(例:ボランティア参加)やきっかけ(例:ある新聞記事に触発された)を具体的に説明します。マスメディアの記事がきっかけという場合はもちろんですが、過去の体験を挙げるのであっても、aの社会認識も書くことをお勧めします。ただし過去の体験だけで十分説得力があり、社会認識まで書くと散漫になってしまうのであれば、社会認識はカットしてもよいでしょう。このあたりは、結局実際の文章ごとに判断しなければなりません。
選択の理由を書くにしても、「臨床心理士になるために心理学科へ」のように職業と結びついていればかなり楽でしょう。
ただし「資格さえ取れれば良い」と受け取られる書き方は避けましょう。その職業への熱意や資質を疑われかねません。
臨床心理士であれば、臨床心理学についての知識と理解、認識を深めたいという姿勢を示すことが大切です。むろんばくぜんと「臨床心理学の理解を深めたい」と書いても熱意が伝わりませんので、もっと具体的に書けるよう、臨床心理学について調べておいてください。
将来の職業がまだ未定でとりあえず経済学部へという場合は、志望する学部・学科があつかう分野への関心を前面に押し出す必要があります。選択のきっかけになるような体験が特に無いのであれば、経済学部なら
• 経済学とはどんな学問で、何を研究するのか。
• 経済学に関連してどんな社会的状況や問題があるのか。
• 経済学はこれからどうあるべきか。
について具体的に書けるように、ネットで調べるなり関連書籍を読むなりしてください。
「作文のポイント・文学的作文(3)」で、「山が美しい」と書くだけでは読者に山の美しさが伝わらないと述べました。志望理由も同様で、「経済学に強い関心を持っています」と書くだけでは、たとえ熱意があっても大学側に伝わりません。
経済学と受験する大学・学部について精一杯調べ、それを提示したという事実があって、初めて「やる気」が伝わるのです。
(続く)
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英語力の証明として脚光を浴びているTOEIC。その対策として、アルクの通信講座を紹介します。
アルクのTOEIC対策通信講座は、テスト対策に終始せず、本物のコミュニケーション能力を身につけることを目標としています。
コースは「超入門キット」から「スーパーマラソン」まで、実力に応じて5段階から選べます。
• TOEICテスト超入門キット
• TOEICテスト 470点入門マラソン
• TOEICテスト 650点突破マラソン
• TOEICテスト 730点攻略マラソン
• TOEICテスト 860点スーパーマラソン
構成は次のようにします。
1.その分野(業種・職種)をなぜ選んだのか。
a.その分野に関する社会認識
b.その分野を志すに至った具体的なきっかけ
2.その学校(会社)をなぜ選んだのか。
3.その学校(会社)で何をしたいのか。
もちろんこれはひとつの例で、要素を変更したり順序を変えるなど様々なパターンが考えられます。たとえば3を最初に持ってきて、3→1→2と進める書き方でも良いでしょう。
1〜3について、もう少しくわしく説明します。
今回は大学入試を想定していますので、就職など目的に応じて読みかえてください。
1では、なぜその学部・学科を選んだのか、動機や理由を説明します。
「αという分野を選んだ。その背景理由はβである」もしくは「βという背景理由からαという分野を選んだ」という書き方になります。
背景理由としては上記a.b.の2つのパターンがあります。
aなら、志望する分野にかかわる現代社会の問題を挙げ、自分がいかに関心を持っているかを説明します。たとえば「現代社会の問題の多くに、心の問題がひそんでいる。その理解と貢献のために心理学を志した」という具合です。もちろんこの程度のあいまいな書き方では駄目で、実際は「現代社会の心の問題」について、過去の事例にもあたり、関連する書籍を読んだりして自信を持って具体的に書けるよう勉強しておかねばなりません。
bなら、過去の体験(例:ボランティア参加)やきっかけ(例:ある新聞記事に触発された)を具体的に説明します。マスメディアの記事がきっかけという場合はもちろんですが、過去の体験を挙げるのであっても、aの社会認識も書くことをお勧めします。ただし過去の体験だけで十分説得力があり、社会認識まで書くと散漫になってしまうのであれば、社会認識はカットしてもよいでしょう。このあたりは、結局実際の文章ごとに判断しなければなりません。
選択の理由を書くにしても、「臨床心理士になるために心理学科へ」のように職業と結びついていればかなり楽でしょう。
ただし「資格さえ取れれば良い」と受け取られる書き方は避けましょう。その職業への熱意や資質を疑われかねません。
臨床心理士であれば、臨床心理学についての知識と理解、認識を深めたいという姿勢を示すことが大切です。むろんばくぜんと「臨床心理学の理解を深めたい」と書いても熱意が伝わりませんので、もっと具体的に書けるよう、臨床心理学について調べておいてください。
将来の職業がまだ未定でとりあえず経済学部へという場合は、志望する学部・学科があつかう分野への関心を前面に押し出す必要があります。選択のきっかけになるような体験が特に無いのであれば、経済学部なら
• 経済学とはどんな学問で、何を研究するのか。
• 経済学に関連してどんな社会的状況や問題があるのか。
• 経済学はこれからどうあるべきか。
について具体的に書けるように、ネットで調べるなり関連書籍を読むなりしてください。
「作文のポイント・文学的作文(3)」で、「山が美しい」と書くだけでは読者に山の美しさが伝わらないと述べました。志望理由も同様で、「経済学に強い関心を持っています」と書くだけでは、たとえ熱意があっても大学側に伝わりません。
経済学と受験する大学・学部について精一杯調べ、それを提示したという事実があって、初めて「やる気」が伝わるのです。
(続く)

英語力の証明として脚光を浴びているTOEIC。その対策として、アルクの通信講座を紹介します。
アルクのTOEIC対策通信講座は、テスト対策に終始せず、本物のコミュニケーション能力を身につけることを目標としています。
コースは「超入門キット」から「スーパーマラソン」まで、実力に応じて5段階から選べます。
• TOEICテスト超入門キット
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