まず得意科目から
得意科目と不得意科目があれば、まず得意科目に力を入れ、これについてはまず人に負けないというところまで延ばす。不得意科目は、進路に暗雲を投げかけるほど悪くならないよう、ある程度のレベルを維持するくらいにとどめ、不得意克服に時間をかけ過ぎないように気をつける。
当たり前のことをわざわざ言わなくてもと、以前は私も思っていました。
しかし、そうは思っていない人も、意外に多いのです。
特に真面目な性格の母親に多いのですが、次のような声をしばしば聞きます。
「好きなことだけやって、苦手なことから逃げる子になって欲しくない」
「苦手だからこそ、『何くそっ』と、それを克服するファイトを燃やして欲しい」
気持ちは分かります。
でも、努力しても成果が得られにくいから苦手なのです。
今まで数え切れないほどの子供に接してきましたが、苦手科目に積極的に取り組み、かなりのところまで克服した者を、私はひとりしか知りません。
今まで数え切れないほどのうち、たったひとりです。
ほとんど不可能に近いことに取り組み、果たして「苦手なことにも逃げずに取り組む人間」に、なれるものでしょうか? むしろ、手痛い挫折の連続から、人間性が歪まなければ幸いなくらいでしょう。
昔のスポーツ根性マンガと実際の勉強を混同してはいけません。
人はむしろ成功した経験の積み重ねで成長することが多いのです。
また、生真面目な性格の子も、不得意科目でひどい点を取ることを恐れて、テスト前に苦手分野に時間の大部分をかけすぎることがしばしばあります。
得意科目が常時満点に近いというのなら分かります。
けれど、比較的やりやすい科目だけど60〜70点くらいというのなら、まずその科目をはっきり得意といえるレベルまで持ち上げるのが先です。
どの科目も同じくらいで、得意不得意と言えるほどの差が無い。
中学生くらいだと、こういうタイプも少なくありません。
でも、何となく取り組みやすい科目や分野はあるのではないでしょうか。
それを得意科目(分野)にするには、ひとつポイントがあります。
学校の教科書と進度にこだわらず、興味を持てそうな分野について自力で深める。
例えば理科の天体に興味を持てそうなら、天体について書いた解説書を読む、教育番組を活用する(超能力者でないのなら、見もしないで『つまらない』と決めつけてはいけません)、ネットで調べる、方法はいろいろあるはずです。
くわしく知ることで、さらに興味もわいてきます。
テストに出るかどうかを気にしてばかりでは、知的好奇心が枯れて、学力向上は期待できません。掘り下げた勉強が、学力を高めるエネルギーとなり、土台となります。
まず、興味の持てそうな科目を、確固たる得意科目にまで育てる。
そこで自信がつけば、不得意科目も、それなりに上がってくることが多いのです。
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当たり前のことをわざわざ言わなくてもと、以前は私も思っていました。
しかし、そうは思っていない人も、意外に多いのです。
特に真面目な性格の母親に多いのですが、次のような声をしばしば聞きます。
「好きなことだけやって、苦手なことから逃げる子になって欲しくない」
「苦手だからこそ、『何くそっ』と、それを克服するファイトを燃やして欲しい」
気持ちは分かります。
でも、努力しても成果が得られにくいから苦手なのです。
今まで数え切れないほどの子供に接してきましたが、苦手科目に積極的に取り組み、かなりのところまで克服した者を、私はひとりしか知りません。
今まで数え切れないほどのうち、たったひとりです。
ほとんど不可能に近いことに取り組み、果たして「苦手なことにも逃げずに取り組む人間」に、なれるものでしょうか? むしろ、手痛い挫折の連続から、人間性が歪まなければ幸いなくらいでしょう。
昔のスポーツ根性マンガと実際の勉強を混同してはいけません。
人はむしろ成功した経験の積み重ねで成長することが多いのです。
また、生真面目な性格の子も、不得意科目でひどい点を取ることを恐れて、テスト前に苦手分野に時間の大部分をかけすぎることがしばしばあります。
得意科目が常時満点に近いというのなら分かります。
けれど、比較的やりやすい科目だけど60〜70点くらいというのなら、まずその科目をはっきり得意といえるレベルまで持ち上げるのが先です。
どの科目も同じくらいで、得意不得意と言えるほどの差が無い。
中学生くらいだと、こういうタイプも少なくありません。
でも、何となく取り組みやすい科目や分野はあるのではないでしょうか。
それを得意科目(分野)にするには、ひとつポイントがあります。
学校の教科書と進度にこだわらず、興味を持てそうな分野について自力で深める。
例えば理科の天体に興味を持てそうなら、天体について書いた解説書を読む、教育番組を活用する(超能力者でないのなら、見もしないで『つまらない』と決めつけてはいけません)、ネットで調べる、方法はいろいろあるはずです。
くわしく知ることで、さらに興味もわいてきます。
テストに出るかどうかを気にしてばかりでは、知的好奇心が枯れて、学力向上は期待できません。掘り下げた勉強が、学力を高めるエネルギーとなり、土台となります。
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そこで自信がつけば、不得意科目も、それなりに上がってくることが多いのです。

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