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2008-10

第二次反抗期とのつきあい方(2)

先日机に、私の身体的欠点をあげつらった口汚い落書きを見つけ、自分にとって反抗期は過去の話と思っていたのがいかに甘かったか、思い知らされました。理屈で解釈できても、陰湿なやり方に出られると精神衛生上良くありません。

さて、気をとりなおし、続きをいきます。

【相手の調子に合わせない】
相手と同じ土俵に立たない」とも言えます。
上の例なら、子供達の前で「気に入らないことがあるなら口で言え」と感情的になって大声をあげる行為がこれにあたるでしょう。叱るのがまずいのではなく、感情が先走ることで結果的に子供どうしの喧嘩と大差なくなってしまうのがまずいわけです。第二反抗期の子供は自分に甘く他人に厳しいですから、「この人は大人じゃない」とますます離れていくでしょう。

ある意味では、掲示板の「荒らし」対策に似ているかもしれません。感情的に応じると、それがどんな反応であれ「荒らし」を助長してしまいます。自分の行為が影響力を持つことを確認したいという欲求があるためでしょう。

難しいですが、ひとつ高い視点から子供を見るべきです。どうして挑発的な行為をするのか、原因を考え対策を思案する余裕が、大人の側としては欲しいところです。

【適度な距離を保つ】
あなたが親ならば、子供べったりで子供と二人三脚でい続けようとしたり、友達のような親子関係でいるのは、つつしんだ方が良いでしょう。子供が思春期になるころに激烈な反抗を受ける可能性が高いからです。

逆に自分の生きがいばかり優先して、子供と距離を置きすぎるのも問題です。
言い古された言葉ですが、「木の上に立って見ているのが親」なのです。
少し高い視点から、適度な距離を置いて子供を見守り続ける、これが理想です。

教師なら、親よりもう少し距離をあけるくらいが良いしょう。友達のような関係でいようとすると、そのうち教室が収拾のつかない状態になりかねません。
ただし子供によりかなりの個人差がありますので、簡単にマニュアル化するわけにはいきません。

【押さば引け、引かば押せ】
根本の解決にはなりませんが、とりあえずその場を収めるためには、「押さば引け、引かば押せ」の姿勢がかなり有効だと思っています。
相手が強く抵抗する兆しを見せたら、さりげなくこちらが下がったり、方向を変える。相手が引いたら、ある程度強気に出る。実際のやり方は試行錯誤の中で身に付けるしかありませんが、頭の隅にでも置いておくと意外に役立ちます。

【きちんと話し合う】
N市で塾講師をしていたころは、しばしばこれをしていました。有効性は疑問ですが、子供の本心を引き出せれば、こちらにとってはかなりの勉強になります。
上から問いただそうとしたり、お説教をすると相手はそっぽを向いてしまいます。本心を語りやすい対等な雰囲気(こびて下手に出るのではありません)をいかに作るか、がポイントです。

【改めるべきは改める】
つい杜撰になっていたり、いいかげんになっていることが、大人をやっているといくつも溜まってきます。子供は語彙に乏しいため嫌がらせの反抗に見えなかったが、実はどうしても我慢できない点を指摘したかっただけ。こういうことが案外あるものです。むろん子供のわがままに過ぎないこともよくありますが、冷静になって考えるとこちらが改めるべきということも、これまた少なくありません。

例えば、子供は教師の「ひいき」について非常に過敏になっています。誤解されないよう行動に注意すべきでしょう。もめてからだと、非常にやっかいです。

【必要ならばきっちり叱る】
正直に言えば私はこれが最も苦手です。しかし、子供が反抗期の自分に甘えて人の心を傷つけたりしたのなら、やはりきっちり叱るべきでしょう。大切なのは叱るテクニック以上に「きっと分かってくれる」という信頼ではないでしょうか。

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