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2008-09

第二次反抗期とのつきあい方(1)

以前、第二次反抗期について文化人類学の視点を借りて書きました。
第二次反抗期とは(1)(2)

今回は、第二次反抗期の子供との私なりのつき合い方について書いていきます。

以前にも書いたように、N市で講師をしていたころは本当に手を焼きました。
主にそのころの経験が土台になっていますが、塾講師にとって次のことがポイントではないかと思っています。
なお、「第二次反抗期について正しい知識を持つ」意義についてはすでに書きましたので、ここでは省いてあります。

• 子供を良く見る
• ルール・基準を明確にする
• 相手の調子に合わせない
• 適度な距離を保つ
• 押さば引け、引かば押せ
• きちんと話し合う
• 改めるべきは改める
• 必要ならばきっちり叱る


それでは、一つ一つについて少し説明していきます。いちいち文末を「かもしれませんなどと」ぼかしても読みにくいだけですので、文体は断定的に書いています。しかし、実際のところ私自身がまだ試行錯誤をくり返している最中ですので、あくまで「今の時点ではこう思っている」という以上ではありません。どうぞそのつもりでお読みください。

【子供を良く見る】
子供が何に腹を立てているのか知ろうともせず、「お前はきっとこう言いたいのだろう」と分かったつもりになっていれば、関係がギクシャクするのは当然です。真面目に関心を持ってくれない相手に心を開くことはありえません。
まずよく子供を観察し、その子の考え方の特性や現在の感情、何を言いたいのかなどをつかもうと努力し続けなければなりなせん。

【子供を良く見る】には、もうひとつ大切な意味があります。
表面的には第二次反抗期の表れに見えても、実は何か深刻なトラブルを子供が抱えている場合があります。例えば子供がいじめの被害を受けていれば、それを隠そうとして反抗的な態度に出るかもしれません。
また、一見反抗期の表れに見えたのが、実は精神的なトラブル(病気・知的障害など)が原因ということもありえないことではありません。
気になる要素があるのなら、責任者や専門家に相談するなりして、とにかく行動に移しましょう。

【ルール・基準を明確にする】
その時の思いつきでルールを変えたり、許す・許さないの基準が不明確で揺れ動いたりすると、子供の信用を失います。こちらの機嫌が悪い時には「駄目」、今日になって気が変わり「いいよ」では、黙って受けいれろという方が無理でしょう。
子供に対するルールと行動基準、そして自分自身に対するルールと行動基準をはっきりさせ、ぶれることのないようにしましょう。

正直なところ私自身はこれが最も苦手で、そのために激烈な反抗をしばしば子供から受けてきました。自分自身に甘いとこうなるという見本のようなもので、子供の身になれば怒って当たり前だったのでしょう。
(続く)

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