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2008-10

受験用「自己PR」の書き方(1)(2006.10.10 更新)

推薦入試などで、「自己PR」「自己推薦」を求められることがしばしばあります。謙虚を美徳とする文化に育った私たちにとって、かなり扱いにくいテーマです。

【 自己PRとは何か 】
自己PR(自己推薦)とは、現在の自分の優れている点を伝え、私を採るとあなたにこのような利点があるとアピールる行為です。自己PRは出来るだけ具体的に行ないます。

また、自分のマイナスイメージになることは書きません。料理を出す時にわざわざ「○○だからあまりおいしくないけど」と欠点を説明する人がいますが、せっかくの食事への期待をなえさせるだけです。自分の欠点をわざわざ書けば、この人はあらかじめ逃げ口上を用意している、と受け取ります。謙虚な人柄などと都合良く解釈してくれたりはしません。期待して待っている相手の意図をくみ、自分の誇れる点を堂々と述べてください。

【 まずすべきこと 】
● 自分をアピールするポイントを決め、それを1文で表わす。


自己推薦書を書く時、プラスの印象を与えそうな材料をこれでもかと並べる人がしばしばいます。

幼稚園児の時○○団に入っていた。小学生のとき○○コンクールで入賞した。中学生の時部活で活躍した。英会話を習った。この資格を取った。あの資格も取った。学校祭で頑張った……

しかしこれでは、「要するに何を言いたいのか」と読み手が首をかしげてしまいます。何となく良さそうなことをダラダラ書き連ねるだけでは、相手の心を動かせません。「私は自分を向上させるため、何ごとに対しても機会を逃さずチャレンジしてきました」といった具合に、アピールポイントの中心をまず1文で表わしてください。字数は40〜50字くらいまでとします。長くなればなるほど、印象は逆に弱くなります。

【 構成 】
自己PR(自己推薦)には、以下のことを書きます。

1.自分をアピールするポイント
2.1を証明する具体的なエピソード(経験)
3.入学後、1を生かしてやりたいこと

構成は自由に自由に考えてかまいませんが、上記の順が書きやすいでしょう。小論文の結論先行型に相当します。

「2.1を証明する具体的なエピソード(経験)」を書いたら、続けて「その経験から何を学んだか」を書き、1のアピールポイントを補強しておくとよいでしょう。

条件にもよりますが、アピールポイントと同様、エピソード(経験)もあれこれ盛り込まず、できればひとつにしぼります。2つ書けば、受け手の印象は2分の1に薄まるからです。「自己PR」で「また」を使うのは禁句という人もあるくらいです。

「3.入学後、1を生かしてやりたいこと」は、アピールポイントを入学後どのように生かすのか示すのが目的です。志願理由書も書くのであれば、文章が同じにならないよう注意してください。

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行き当たりばったりに書いて、相手の求めるものと関係ないことをアピールても効果がありません。時間があれば、できるだけ以下の準備をしてください。

◇ 自分を分析し、「アピールポイント」と「経験」を探す。
◇ 体験入学等で学校を訪問し、志望校について調べる。

具体的にどうすればよいかについて、次回述べていきます。
(続く)

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