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読書感想文という名の苦行
以下は、読書感想文をめぐる雑文であり、感想文の書き方についての文ではありません。どうぞそのつもりでお読みください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
読書感想文を始めとする各種の作文には多くの学生が手を焼いているようで、それまでは数十人程度の訪問者であったのに、学校が夏休みに入って急に訪れる方が多くなりました。数日前など1日で2000人を突破。気分を良くして感想文の例やら交通安全作文やら、夏休み向けのページを始めの予定よりずいぶん増やしてしまいました。
思い起こせば、私も読書感想文にはずいぶん悩まされたものです。
小さいころから本はよく読んでいたのですが、科学の子供向け解説書などの説明文が中心でした。当然感想文と相性が悪く、困ったあげくに漫画で有名になった空手家の「著書」やら、公害の解説書やらで無理やり書きましたが、内容についてはもうほとんど憶えていません。
(思い出したくもありませんし。)
本が好きな者にとっても、読書感想文はやっかいなものです。
どうしてこう嫌われるのでしょうか。
人がやる気をだして活動するには、次の3つが大切とされています。
※ 以下の文は、下記のサイトの情報や内発的動機づけの本を参考にまとめました。
●MOC
・交流感(他の者と温かい交流があるという感情)
・有能感(周りの人に何らかの形で役立つ存在でありたいという感情)
・自己決定感(自分自身の考えと計画にもとづいて行動したいという感情)
そして本人がやる気をだして活動しているとき、次の要素をかね備えているそうです。
・自発的な活動である
・活動すること自体が目標になっている
こうして見ると、夏休みの宿題の定番である読書感想文は、手間ばかりかかる割にどの条件も満たしていないと言えそうです。
感想を書くこと自体は、退屈で苦痛とは限りません。
ゲームや本、映画などの感想は、ネットのあちこちで実に多くの方が書いています。
私自身も、PCゲームをクリアするたびに、ニフティのフォーラムに感想を書き込んでいました。
自分の書いた文が原因でトラブルになることもたまにありましたが、それも含め、他の方から反応が返ってくるというのは楽しいもので、次も頑張ろうというエネルギーになりました。
(今はこのサイトの更新で手一杯であちらは休んでいますが。)
ところが宿題の読書感想文の場合、この「他人とのやりとり」がありません。
生真面目な先生なら読んだ後何らかのコメントを書くかもしれませんが、それにしたってたった1人の反応があるに過ぎません。
(そのコメントも、書きたいからというより、義務感からの可能性が強く、そんな反応を読んでも面白くありません。)
もともと自発的でない上に他者の反応も期待できないのですから、嫌われるのも当然でしょう。
そこで提案なのですが、それぞれの作文を校内の誰もが読めるようにし、自由にコメントをつけられるようにしてはどうでしょうか。
宿題である以上、自己決定感については作文のテーマを複数用意して選択できるようにするくらいしかありませんが、少なくともこれで交流感はかなり補えるかと思うのです。
ただし、具体的にどう行うかとなるとすぐには良いアイディアも浮かびません。
最も簡単なのは校内の者だけが読める感想文用ブログを用意することですが、生徒全員がタイピングできるのならともかく、現状では少数の教師に負担がかかり過ぎるでしょう。
全員の作文とコメント用紙を印刷して配り、後者のみあとで集めるのでは、コメントをつける者の間のやりとりが無いため、退屈な宿題の延長にしかなりそうにありません。
それでも、作品を起点としてやりとりが期待できるシステムがあれば、作品を仕上げる側のやる気もかなり違ってくるのではないでしょうか。
誰か「これだ!」という方法を考えてみませんか?
(最後は他力本願)
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そして本人がやる気をだして活動しているとき、次の要素をかね備えているそうです。
・自発的な活動である
・活動すること自体が目標になっている
こうして見ると、夏休みの宿題の定番である読書感想文は、手間ばかりかかる割にどの条件も満たしていないと言えそうです。
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もともと自発的でない上に他者の反応も期待できないのですから、嫌われるのも当然でしょう。
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ただし、具体的にどう行うかとなるとすぐには良いアイディアも浮かびません。
最も簡単なのは校内の者だけが読める感想文用ブログを用意することですが、生徒全員がタイピングできるのならともかく、現状では少数の教師に負担がかかり過ぎるでしょう。
全員の作文とコメント用紙を印刷して配り、後者のみあとで集めるのでは、コメントをつける者の間のやりとりが無いため、退屈な宿題の延長にしかなりそうにありません。
それでも、作品を起点としてやりとりが期待できるシステムがあれば、作品を仕上げる側のやる気もかなり違ってくるのではないでしょうか。
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