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2018-09

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記憶の子供――たとえ風は強くとも(1)

今の塾を開いたとき、ほとんど最初に来てくれたのが、双子の姉弟、沢田恵美、隆志(仮名)、当時小学3年でした。
素直でちょっと幼い感じの隆志君に比べ、恵美さんはおしゃまで、お母さんが先日起こした交通事故について話していると、横から
「お母さん、そんなふうに簡単に人を信じたら駄目だよ」
と、ちょっと頼りないお母さんを、たしなめたりしていました。

とにかく仲の良い姉弟で、軽くふざけ合いながらいつも一緒にいました。
勉強も二人で競って答えを言ったり、いつも楽しそうでした。
後に本人から聞いたのですが、特に恵美さんは何より勉強が一番好きだたようです。
かなりの読書家でもあり、特に推理小説を好んで読んでいました。
二人で、他の子たちへの推薦図書のリストを作ったこともありました。

小学校中・高学年では女子の方が一般に精神年齢が高いせいでもあったのでしょう。
恵美さんは特に頭の回転が速く、学校の先生が社会で減反政策の批判をしたときも、
「もう一方の側の意見も聞かないと判断はできない」
と考えるような子でした。
(条件反射だけで浅薄な「社会的意見」を書き散らす例がネット掲示板では多く見られますが、彼女はその対極にいました。)

恵美さんは小学校は私立に行きたかったそうですが、これは諸事情により果たせませんでした。ならばということで、入学当初から国立大付属中学校を目指すと決めていたそうです。だったら僕もと、隆志君もすっかりその気でした。
6年になると受験のために毎日長時間勉強していましたが、やっぱり二人で楽しそうに頑張っていました。

二人ともA大付属中学校にテストでは合格したのですが、2次選抜のくじで、隆志君だけが落ちてしまいました。帰り道では、隆志君以上に恵美さんがショックを受けていたそうです。仲の良い姉弟だけに、二人で同じ中学に行きたかったのでしょう。

隆志君は地元の中学に入学し、恵美さんだけがA大付属中学校に入りました。
恵美さんはその学校での違和感をしきりに話していましたが、まもなく時間的・体力的に塾に通うのが無理になり、中1半ばに二人は塾を去りました。

優秀な二人だけに、その後は旧帝大でも上位の大学に進んだのだろうくらいに想像していました。しかし恵美さんの方は、そんな単純なことでは決してなかったのです。
(続く)

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塾暦20余年。
現在、某県の片すみで
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