記憶術の基本(3)ペグ法
ペグ法(かけくぎ法)
ペグ法とは、記憶すべきことを数字に順に結びつけて覚える方法です。例えば室町幕府の将軍を覚えるのであれば、1と尊氏、2と義詮、3と義満……という具合に、それぞれ連想で結び付けます。
覚えることをその順番のまま記憶し、4番目(4代目)は義持というように、特定の数字に対応させて記憶を引き出すのに向いています。
とはいえ、連想で結びつけるペグが数字のままでは、記憶すべきこととなかなかうまく関連付けられません。そこで数字の代用として一連の具体的な名詞を用意し、そのひとつひとつに、覚えようとする項目を関連付ける方法が採られています。
ペグとなる一連の具体的な名詞は、その順番もしくは関連付けた数字ごと完全に覚えなければなりません。
ペグの例
【身体の部分】
《例》頭・眉毛・額・目・鼻・口・顎・首・肩・乳房/胸・へそ・腹・陰部/急所・もも・ひざ・足
例は、上から下の順で並んでいます。順に思い出すときに迷いそうな「耳」「背中」などは、あえて入れてありません。もう少しペグを増やすのなら、足から今度は後ろにまわって、
ふくらはぎ・尻・背中……と続けるのもひとつの方法でしょう。
【家族】《例》祖父・祖母・父・母・兄・姉・自分・弟・妹
連想を作りやすいですが、項目数を増やしにくいという欠点があります。順番を決める際、男女のどちらが先かあらかじめ決めておきます。
【一年の行事】《例》正月・節分・ひな祭り・入学式・子どもの日……
【十二支】ねずみ・牛・虎・うさぎ・龍・へび・馬・羊・猿・とり・犬・猪
【同級生と出席番号】《例》1.斎藤・2.池内・3.水谷・4.内山……
【場所:通学路】
《例》家の玄関・大きな犬のいる家の前・最初の交差点・コンビニ……
項目数はそれぞれの環境で異なり、場合によってはかなり少なくなる欠点があります。
普段通っているのですから、ほかのペグより記憶する労力が少なめですみます。
採用するペグは、適当ではなくあらかじめきちんと決めておきます。
【場所:家】《例》門・庭・玄関・下駄箱・廊下・トイレ……
【語呂合わせ数字変換リスト】
《例》1.市場・2.荷物・3.酸素・4.詩・5.碁・6.霧・7.質……
【数字仮名置換法によるリスト】
《例》1.胃・2.蚊・3.巣・4.田・5.菜・6.歯……24.肩……
項目数は自由に増やせますが、例えば「肩」からすぐ24を思い出せるようになるには、かなりの訓練が必要でしょう。
【物語によるリスト】
《例》人の誕生、人の一生、ファンタジーなど
この具体的な方法については、次回説明する予定です。
その他にも、工夫によって様々なペグが作れるでしょう。
ペグとしては、なるべく楽に覚えられ、順番や結びつけた数字が混乱しないものが向いています。
実際にどう記憶するか、具体的なやり方については次回述べていきます。
(続く)
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ペグ法とは、記憶すべきことを数字に順に結びつけて覚える方法です。例えば室町幕府の将軍を覚えるのであれば、1と尊氏、2と義詮、3と義満……という具合に、それぞれ連想で結び付けます。
覚えることをその順番のまま記憶し、4番目(4代目)は義持というように、特定の数字に対応させて記憶を引き出すのに向いています。
とはいえ、連想で結びつけるペグが数字のままでは、記憶すべきこととなかなかうまく関連付けられません。そこで数字の代用として一連の具体的な名詞を用意し、そのひとつひとつに、覚えようとする項目を関連付ける方法が採られています。
ペグとなる一連の具体的な名詞は、その順番もしくは関連付けた数字ごと完全に覚えなければなりません。
ペグの例
【身体の部分】
《例》頭・眉毛・額・目・鼻・口・顎・首・肩・乳房/胸・へそ・腹・陰部/急所・もも・ひざ・足
例は、上から下の順で並んでいます。順に思い出すときに迷いそうな「耳」「背中」などは、あえて入れてありません。もう少しペグを増やすのなら、足から今度は後ろにまわって、
ふくらはぎ・尻・背中……と続けるのもひとつの方法でしょう。
【家族】《例》祖父・祖母・父・母・兄・姉・自分・弟・妹
連想を作りやすいですが、項目数を増やしにくいという欠点があります。順番を決める際、男女のどちらが先かあらかじめ決めておきます。
【一年の行事】《例》正月・節分・ひな祭り・入学式・子どもの日……
【十二支】ねずみ・牛・虎・うさぎ・龍・へび・馬・羊・猿・とり・犬・猪
【同級生と出席番号】《例》1.斎藤・2.池内・3.水谷・4.内山……
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項目数はそれぞれの環境で異なり、場合によってはかなり少なくなる欠点があります。
普段通っているのですから、ほかのペグより記憶する労力が少なめですみます。
採用するペグは、適当ではなくあらかじめきちんと決めておきます。
【場所:家】《例》門・庭・玄関・下駄箱・廊下・トイレ……
【語呂合わせ数字変換リスト】
《例》1.市場・2.荷物・3.酸素・4.詩・5.碁・6.霧・7.質……
【数字仮名置換法によるリスト】
《例》1.胃・2.蚊・3.巣・4.田・5.菜・6.歯……24.肩……
項目数は自由に増やせますが、例えば「肩」からすぐ24を思い出せるようになるには、かなりの訓練が必要でしょう。
【物語によるリスト】
《例》人の誕生、人の一生、ファンタジーなど
この具体的な方法については、次回説明する予定です。
その他にも、工夫によって様々なペグが作れるでしょう。
ペグとしては、なるべく楽に覚えられ、順番や結びつけた数字が混乱しないものが向いています。
実際にどう記憶するか、具体的なやり方については次回述べていきます。
(続く)

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